熊本地域(熊本市、菊池市(旧泗水町、旧旭志村の区域に限る。)、宇土市、合志市、大津町、菊陽町、西原村、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町の11市町村からなる地域をいう。)は、一つの大きな地下水盆を共有し、生活用水のほぼ100パーセントを地下水で賄っているほか、工業、農業などの産業用水としても地下水を利用するなど、地下水の恵みによって発展してきました。
しかし、その地下水に水量・水質両面の課題が顕在化したことから、平成20年(2008年)9月に熊本県と熊本地域11市町村は、地下水保全対策を総合的、計画的に推進するため、「熊本地域地下水総合保全管理計画(計画期間:平成21~36年度。以下「管理計画」という。)」を共同で策定し、地下水量及び地下水質の保全対策に取り組んできました。
第一期管理計画に基づくこれまでの取組の成果と課題及び近年の半導体関連企業の進出に伴う熊本地域の状況を踏まえつつ、住民、事業者及び行政が一体となって取り組む共通の地下水保全目標を設定し、それぞれの役割の中で地下水保全の取組を通じて、水量と水質の両面にわたって地域全体で地下水を管理することを目的に、県及び熊本地域11市町村は共同で、第二期管理計画を策定します。
つきましては、第二期熊本地域地下水総合保全管理計画の策定について、広く住民の皆様から御意見をいただくため、下記の要領でパブリック・コメントを実施します。
1.意見募集の対象
第二期熊本地域地下水総合保全管理計画(素案)
※参考:第一期計画、第3期行動計画
お寄せいただきました御意見につきましては、後日、県と熊本地域11市町村の考え方をお示しし、県ホームページや市町村ホームページなどで公表いたします。その際、住所、氏名、電話番号などの個人情報を除き、御意見の内容が公表されることを御了承ください。
なお、御意見への個別回答はいたしかねますので、あらかじめ御了承ください。