このプロジェクトは、熊本地震後の震災復興計画を第6期総合計画で引き継いだ重要政策として、町民の皆様や関係団体からのご意見を取り入れながら、官民連携手法の導入を前提に進めています。
令和7年度:民間提案の募集、基本構想の策定
2 民間提案の採択結果について
このプロジェクトでは、官民連携での施設整備、運営に向け検討を進める中で、本年度民間提案制度を活用して、民間提案を募集し、次の民間事業者からの提案を、優良提案として採択しました。
(1)東京建物株式会社
(2)ゆうしんグループ
(3)株式会社鮮ど市場
3 官民連携基本協定締結について
令和7年9月24日(水曜日)、上記民間事業者3社と、官民連携基本協定を締結いたしました。今後、官民連携によるプロジェクトの事業化に向け、協議を進めて参ります。
4 基本協定の目的
本基本協定は、町の基本方針等に沿った民間事業者からの民間提案に基づき、官民連携によるキッズドリーム運動公園プロジェクトの事業化に向け、これから詳細協議を行っていくことを目的としています。
(1)東京建物株式会社
PPP/PFIを活用した、複合商業施設併設型キッズドリーム運動公園施設の整備。整備する施設(全天候型スポーツ施設、屋内複合施設、公園/広場)のPPP/PFIを活用した整備を目指し、御船町民、県民の利便性を考えながら、親和性、一体感のある複合商業施設を併設させることで、双方のシナジーを生み出すことを目的とした提案。
・スポーツ、子育て、健康、観光、防災等のフェーズフリーな拠点
・御船町、熊本県の魅力を集積し、発信する複合商業施設
・スポーツツーリズム、職場体験などの事業と併せて展開
(2)ゆうしんグループ
九州最大級のスポーツクラブ「Do Challenge Club」と連携した、PPP/PFIによるキッズドリーム運動公園の整備運営。スポーツクラブ、学習教室、学童、保育などに独自の送迎事業を併せることで、全町民の生活の質の向上させることを目的とした提案。
・熊本から全国、世界を目指せる環境の整備
・子育て世代の負担を軽減する送迎事業の展開
・PFS/SIBを活用したプロジェクトと経済の循環構造
(3)株式会社鮮ど市場
御船町民グラウンドを、PFI(RO)方式を活用して、硬式野球対応の練習場として改修し、地域の子どもたちや社会人チームが利用可能な施設とすることで、スポーツ振興、地域交流、青少年の健全育成を図ると共に、町外からの新たな人の流れを生み出すことを目的とした提案。
・地域貢献、地域連携の実施、防災拠点としての活用
・独自ノウハウを活用した広域施設の展開可能
・熊本ゴールデンラークスの本拠地。御船、熊本をPR
(左から、東京建物(株)、御船町、ゆうしんグループ、(株)鮮ど市場)