「適正な水道料金等のあり方について」答申がされました
町は、「適正な水道料金等のあり方」について、令和6年10月、御船町水道事業経営戦略委員会に諮問を行いました。
同委員会は諮問を受け、令和6年度に計4回の委員会を開催し、その結果について、令和7年3月24日に同委員会(中熊博明委員長)から御船町長へ答申書が提出されました。
本町では、この答申を受けて、水道料金の改定について慎重に検討を進めていきます。
水道事業の課題・問題点
・将来的な給水人口の減少により給水収益の減少が懸念される。
・水道施設の維持管理や更新費用が物価上昇により増加している。
・老朽化する水道管などの更新や耐震化を計画的に行う必要がある。
・水道施設の更新等に必要な財源を確保する必要がある。
答申書の概要
・料金算定期間は、令和8年度~令和12年度まで(5年間)
・料金体系は、現行どおり用途別基本料金及び超過料金
・水道料金の改定率は約30パーセント程度に抑えること
・料金改定時期は、令和8年4月から
その他付帯事項
・一般家庭など小口需要者に過度な負担増とならないように配慮すること
・町民に分かりやすい内容で十分な周知を行うこと
・水道事業の経営改善や経費削減により一層努めること
・概ね5年を目途に料金の見直し検証を行うこと