子どものための里親制度 ~子どもたちを守るために、できること~
さまざまな事情で親と暮らすことができない子どもは、都道府県が保護し、乳児院や児童養護施設、里親家庭やファミリーホームなどで生活しています。(※ファミリーホーム:小規模住居型児童養育事業のこと)
子どもが成長する過程においては、特定の信頼できる大人との間での愛着形成がとても重要です。
そのため、より多くの子ども達が家庭と同じような環境で生活することができる里親やファミリーホームにおける養育を推進しています。
里親制度とは
里親制度は、児童福祉法に基づいて、さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもを、自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情と正しい理解を持って養育する制度です。全国には、それぞれの事情で親と離れて暮らす子どもたちが約4万2千人います。熊本県においては、約650人の子どもたちが親元を離れて生活しています。そのうち、里親家庭で暮らしている子どもは13.3%(熊本市を除く)ほどです。
里親の種類
養育里親:子どもが実親の元で暮らすことができるようになるまでの間、または子どもが自立するまでの間、子どもを自分の家庭に迎え入れて養育する里親
特別養子縁組里親:原則15歳未満の子どもと特別養子縁組(戸籍上も自分の子どもとすること)を前提として育てる里親
親族里親:実親が死亡、行方不明等により養育できない場合に、祖父母などの親族が子どもを養育する里親
問い合わせ
▼詳細のお問い合わせは下記相談機関までご連絡ください。
社会福祉法人慈愛園 慈愛園乳児ホーム 養育家庭支援センターきらきら
電話 096-383-8100
HP:https://jiaien-nyujihome.com/里親支援/
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