御船町地域連携保全活動計画に基づく田代地区の希少植物等の調査について
御船町地域連携保全活動計画に基づく取組について
御船町では、令和2年度に御船町地域連携保全活動計画を策定し、町を特徴づける豊かな自然環境を持つ田代地区を重点地域として、生物多様性の保全に向けた取組を行っています。
本計画では、令和2年度から令和4年度までの短期目標を「地域の自然を“知る”“感じる”“行動する”、“そして連携し保全する”ための取組の推進」として、地元NPO団体と連携した取組を行ってきました。
今後は、長期目標である「賑(にぎ)わいと安らぎをもたらす吉無田を中心とした、田代地区の豊かな自然の保全と生物多様性の創出」に向けて取組を継続していきます。
田代地区における希少植物等の調査実施について
本計画に掲げる自然環境の保全の取組を更に推進するため、令和5年度は重点地区である田代地区において、四季を通した希少植物等の調査を実施します。
調査は、東海大学農学部の教授、学生などと連携して行います。
なお、令和3年度に実施した基礎的な(簡易なルートセンサス)調査では、地域内で「アソノコギリソウ」や「アカササゲ」という希少植物の植生が確認されいます。
今回の調査で確認した希少植物等はリスト化して公表するとともに、保全にむけた取組を推進していきます。
調査期間中は、調査員が地域内で踏査を行いますので、皆様のご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
※調査員は身分証(御船町発行)を携帯します。