在宅高齢者緊急通報システムとは
自宅に通報のための機械を設置し、体調の急変などの緊急時に対応できるようにするためのシステムです。
警備会社の緊急通報センターに、24時間体制で看護師が待機しています。機械のボタンを押すだけで、その看護師に電話がつながり、状況に応じて救急車要請などの対応を行います。
利用方法・要件等について
対象者
次の【1】~【3】すべてを満たす方。
【1】御船町町内に住所を有する65歳以上の方。
【2】次の(1)~(4)のいずれかに当てはまる方。
(1)おひとり暮らしである
(2)同居人がいるが、その同居人が要介護者である
(3)同居人がいるが、その同居人が中重度の障がい者である
(4)同居人がいるが、その同居人が仕事などの都合で長時間留守になる
【3】次の(1)~(3)のいずれかに当てはまる方。
(1)心疾患があるなど、緊急事態が予測される疾患がある
(2)脳血管疾患にかかった経緯がある
(3)転ぶ可能性がとても高いなど生活上注意が必要
利用者負担金額
利用者負担一覧
| 利用料 | 設置費 | 撤去費 |
非課税世帯 | 500円/月 | 1,000円/回 | 1,000円/回 |
課税世帯 | 1,342円/月 | 2,750円/回 | 2,750円/回 |
※生活保護受給世帯は無料。
※設置した月の利用料は、設置から1か月に満たなくても利用料の全額をお支払いただきます。また、撤去した月の利用料については無料とします。
申請方法
御船町地域包括支援センターにて相談をお受けし、利用要件等を確認します。
まずは、一度ご相談ください。(御船町役場1階 電話番号:096-282-2911)
また、この緊急通報システムでは『協力員』を3名登録していただきます(親族や地域の方など)。原則として、『協力員』は申請する方に探していただきます。『協力員』には、緊急通報ボタンが押されたときなど、利用者の状況確認がすぐに必要と看護師が判断した場合、連絡を取り、利用者宅へ駆けつけをお願いします。ただし、協力員が不在もしくは急行できない場合や、夜9時以降は警備会社の機動隊が対応します。
緊急通報システムの設置
申請の結果、利用可能となった場合、緊急通報システムの機器等をご自宅に設置します。
(1)緊急通報システム本体 電話機の近くに取り付けます。電話回線を利用します。
(2)見守りセンサー 動きを感知します。毎日必ず通る箇所の壁に設置します。
(3)緊急通報ペンダント 首からさげるなどして、身に着けておきます。 本体から半径50m程度なら離れていても通報可能です。
緊急通報の流れ
【1】通報 (1)具合が悪い、不安があって相談したいなど緊急時に本体又はペンダントのボタンを押します。
(2)24時間、見守りセンサーが動きを感知しなかった場合には、自動で通報されます。
【2】受信 通報されると、緊急通報センターに24時間体制で待機している看護師に電話がつながります。
【3】対応 (1)通報された状況から判断し、救急車が必要な場合には、救急車の要請、親族・協力員等へ連絡します。
(2)返答がないなど、利用者の状態が確認できない場合には、協力員に連絡し、安否確認に急行してもらうよう依頼します。
(3)協力員が不在もしくは急行できない場合や、夜9時以降は警備会社の機動隊が安否確認に向かい、対応をします。
(※医療行為や介護等は行いません)