●寒波に備えた水道管凍結防止対策について
1月24日から26日かけて、寒波の到来により気温が低下し、氷点下になることが予想されます。
水道管が凍結する恐れがありますので、屋外の蛇口や給湯器などのむき出しになっている水道管は早めに凍結防止対策を行いましょう。
水道管は、気温がマイナス4℃以下になるときや真冬日〔日中の気温が氷点下の日〕には、凍結し破損することがあります。
特に屋外の水道管は、早めに凍結防止対策をして寒波に備えましょう。
●屋外の水道管、給湯器まわりは要注意
水道管が凍結しやすい場所は
・むきだしになっている水道管
・風当たりの強い場所にある水道管
・北向きで日陰にある水道管
・給湯器まわりの水道管
●凍結を防止する対策
・露出配管に保温材〔発泡スチロールやポリエチレン筒。ホームセンター等にあります〕を取り付け、ビニールテープをすきまなく巻く。
・布やタオルも保温材の代わりになるので、ビニール袋などの濡れないものを被せ、上からビニールテープや紐で巻きつけ固定する。
・屋外の蛇口は特に凍りやすいので、夜間は布きれなどで覆ってビニール袋等で濡れないようにしておく。
・給湯器に直接風が当たらないようにする。
・ガラリ〔床下通気口〕を閉じる。
・水洗トイレの暖房便座の電源を入れておく。
*水道水を出しての凍結防止は、水道施設に影響を与えますので、水を出しっぱなしにせず、上記の方法でお願いします。
また、万一の凍結を考えて、トイレ等に使用するために、お風呂の残り湯を取り置くことも良い方法です。
●水まわりが凍結したときは
凍結箇所を調べる
寒い朝、水やお湯が出なければ、凍結の疑いがあります。
水は出るのにお湯が出ない場合、一番凍結の可能性が高いのは給湯器の入り口部分です。
地中から出た管が給湯器へ入るあたりを調べてみましょう。
水が出ない水栓から順にたどり、屋外の配管や水道メーターボックスの周辺を調べます。
*普段から水道メーターボックスの場所を確認しておきましょう。
亀裂や破損を発見したら
水道管や器具の破裂、破損を発見したときは、御船町水道事業指定の給水装置工事事業者〔水道工事業者〕に連絡してください。
漏水があれば、止水栓〔水道メーター器横のバルブ〕を右に回して水を止めるなどの応急処置をしてから連絡してください。
凍結箇所の解決方法
水道管や器具に亀裂や破損がなく、単なる凍結の場合は、自然に溶けるのを待つか、タオル等をかぶせて、その上からぬるま湯をゆっくりとかけてください。
水道管や蛇口に直接熱湯をかけると破損する場合がありますので、絶対にやめてください。
屋内の蛇口が凍結している時は、ストーブなどで室内を暖めることも有効です。
宅内漏水の検査方法
亀裂や破損が発見できない場合も、床下や壁の内側の配管などから漏水していることがあります。
漏水は、水道メーターで確認できます。
方法は、家中の全ての蛇口を閉めた後、水道メーターのパイロット〔銀色の円盤〕が回っていないことを確認します。
少しでも回っていたら漏水していますので、指定工事業者へ連絡してください。