2019年7月20日(土曜日)に天草保健所管内において、有毒植物であるクワズイモを喫食したことが原因の食中毒が発生しました。
天草保健所の調査の結果、患者は家族2人で、7月20日(土曜日)午後8時頃に患者の1人が調理したクワズイモ入りの野菜炒めを患者2人で食べ、摂食直後に唇の腫れ並びに喉及び食道の痛みの症状を訴え、医療機関に救急搬送されました。
このクワズイモは、患者宅の庭で観賞用植物として栽培されたもので、患者が食用のイモと誤認されたものです。
●クワズイモ等による食中毒予防のために下記の事項に注意してください。
(1)種類がわからないイモを食用にしないでください。
(2)観賞用の食物を処分する際には、庭や畑に捨てずに確実に廃棄してください。
参考:厚生労働省ホームページ「自然毒のリスクプロファイル」
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/
※「今回の植物性自然毒による食中毒の発生について」の報道資料
クワズイモ食中毒
(PDF:327.1キロバイト)